楽譜書きたいと思った

数年前ドラムレッスンに通っていたんだけど、その頃レッスンで教わった内容をB6くらいのサイズのしょぼいノートに雑にメモしてて、それを改めてデジタルできれいに残しておきたいと思った。
それで以前からやろうやろうと思ってずっと先延ばしにしていた楽譜を書くシステムを構築する作業がここ数日でようやく完成しつつある。
楽譜書くだけなので大げさなソフト入れたくなくて、あとマウス使うのめんどくさいのでプログラミングみたいに書けたらいいなと思って調べたらLilyPondというツールを見つけた。
詳しくはQiitaに投稿した。

このQiita記事を書くにあたって、LilyPondでも複雑な楽譜が書けるというのを見せたかったので次のような楽譜を自分で作った。
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この楽譜、適当に作ってるわけじゃなくて、Frank Zappaの"The Black Page"のドラム譜の最後の2小節の部分を抜き出したもの。

この曲はそんなに聴いたことは実はないんだけど、一部のドラマー界では最強に難しい曲として知られている。
そんな曲をFrank Zappaのバックで叩いたことがあるTerry BozzioとChad Wackermanが同時に演奏している映像がある。

Terry Bozzio & Chad Wackerman: The Black Page ...
2分くらいから演奏始まる。
BPM 57くらいでしかも多分クリック無しでやっている。
このVHSを確か大学1,2年の頃にたまたま楽器屋で見つけて、ボジオとワッカーマン両方見れてお得と思って買って、あまりに衝撃だったので先輩にも見せて「衝撃映像だね」みたいな会話したのを覚えている。
BPM 57ってクリック聞きながらでも難しすぎるのに、さらに奇数連符とか使いまくりで「これがプロか」と思い知らされた。

Terry Bozzioについて

話は変わって、Terry Bozzioは世界一でかいドラムセットを使っているということで知られていて、これが彼のセット。
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タムの数も尋常じゃないけど、シンバル、あと足元のペダルもやばい。
「これがプロか」と思い知らされる。

Frank Zappaの門下生は全員テクニカルで、ギターリストのSteve Vaiは有名。
ボーカル誰か忘れたけどこの曲はSteve Vaiの曲でドラムがTerry Bozzioでとてもかっこいい。
メタル注意。

Steve Vai - Dirty Black Hole - YouTube
追記: この曲初めて友達に聴かせてもらったときに、ドラマーの前情報何も無い状態で「ドラムがテリー・ボジオっぽいなあ」と言ったらほんとにボジオだった。
こういうシンバルの入れ方がボジオなんです。
利きドラムが出来るかも。

あともはやTerry Bozzio関係ないけど、僕が一番好きなドラマー、Virgil DonatiがSteve Vaiのバックで叩いているライブ映像を貼っておきます。

Steve Vai (1) Intro/Shy Boy (Live At The Astoria ...

Steve Vaiの弟子のTony MacAlpineがVirgil Donatiと一緒にやってたりとかまだまだネタは尽きないけどやめときます。