「Twake Alarm」がリジェクトされたときの話
先日リリースした「Twake Alarm」、実は2度もAppleの審査落ちてた。
2回目はめっちゃしょうもない理由。
Resolution Centerの内容を一切保存しておかなかったのが辛い。
以下、リジェクトされた理由等。
アプリはバックグラウンドで動作させるな
Twake Alarmの開発版ではバックグラウンドでの動作に成功していたので、iOS内蔵のアラームアプリに引けを取らないくらい便利に動作してた。
むしろ内蔵のアラームよりも自分にとっては使いやすかった。
AppleがiOSのデバイス上でバックグラウンドで動作可能としている項目は、「VoIP」「オーディオの再生」「位置情報」「タスクの終了」「ローカル通知」など。
バックグラウンドからアラーム発動するのは上の項目の「オーディオ再生」に当たるから審査も通るだろうと思っていたけどリジェクトされた。
これはオーディオ再生には当たらないとのこと。
あと、僕が思い付いた方法でバックグラウンド動作させると永久にバックグラウンドで回し続けることができて、しかも電池の消費量もそんなに無い。
それもバレてしまった、というか規約に違反していたのでリジェクトの対象になったっぽい。
言い訳がましいかもしれないけど、自分なりに競合アプリチェックのために10個くらいApp Storeにある目覚ましアプリ試したけど、バックグラウンドでまともに動作するものは皆無だった。
制限付きで動作するものはあるけど、内蔵アプリのようにとはいかない。
という考察。
次の理由。
カメラにはシャッター音付けろ
カメラのシャッター音消していたので付けろということだった。
もしくは撮影中の動画をどこかに表示させろとのこと。
すぐに対処できるのはシャッター音を付けることだったのでしょうがなく付けたけど、やっぱり無音で撮られた方が面白いと思う。
社会は厳しい。
Metadata Rejected
これは2回目のリジェクト。
めっちゃしょうもない内容で、カメラのシャッター音付けたのにアプリの説明に「silent camera」という説明書きが残っていたため。
あいつらめっちゃ見てるから気をつけないといけない。
余談
実はこれリジェクト喰らうんじゃないかなと思ってたけど喰らわなかったことがある。
それはAppleが特許持ってる「Slide to Unlock」方式のスイッチ。
ロック画面から右にスワイプしてロック解除するあれのこと。
Twake Alarmでは自作したパーツがトップ画面と待機画面に配置されてる↓
ネットの情報だと「Slide to Unlock」方式のスイッチ付けたアプリは必ずリジェクトされるという情報があった。
でも通った。
ネットで「apple slide to unlock patent」なんかで検索して調べたけど、審査通ったのはTwake Alarmでの使い方が特許の物とは外れていたからかも。
それとももう無効になったのかな。
Apple's 'slide to unlock' patent invalidated by German court
ちなみにこの「Slide to Unlock」のスイッチ、iOSの「設定」なんかでよく見かけるこのスライダーを改造して作れる↓
円描いたり矢印描いたりというのも全部プログラムで作ってて、結構頑張ったから後から訴えられたら泣く。